クラウドワークスで悪質なクライアントを回避する方法

在宅ワーク

クラウドワークスで仕事に応募する場合、悪質なクライアントは全力で避けるべきです。今回は悪質なクライアントがどのように悪いのか、見分け方をまとめました。

クラウドワークスは危険なのか。

クラウドワークス自体は健全なサイトで安全に利用できます。ですが個別のクライアントとなると話は別です。クライアントもワーカーと同じように、いつでも誰でも無料でクラウドワークスに登録できるのです。

それが証拠にこの画像をご覧ください。クラウドワークスの画面右上に以下のようなメニューがあります。

クリックするとワーカー⇔クライアント双方へのメニュー切り替えができるようになっています。登録すれば誰でも仕事の受発注ができるのです。

クラウドワークスは気軽な登録者であるワーカーとクライアントを結びつけるマッチングサイトです。実際に仕事をするにあたって、クライアントとの取引はすべて自己責任で行わなければなりません。

きなこ
きなこ

まるで婚活サイトみたい。

ユコ
ユコ

そうそう。ぶっちゃけ、クライアントの質は玉石混交だよ。

 

クラウドワークスの悪質&モラルの低いクライアントの例

クラウドワークスで、できれば出会いたくない危険or質が悪いクライアントさんについてまとめてみました。その他のクラウドソーシング・サイトを利用されている方も、状況は似ているのでぜひ参考にしてください。

仕事依頼のふりをしてビジネスに誘い込むクライアント

カンタンなデータ入力と偽りMLMビジネス(俗に言うマルチ商法)に誘い込む募集が多いです。在宅隙間時間のコピペ中心の作業で月に30万円稼げるという謳い文句です。連絡はクラウドワークスを介さずLINEに誘導してきます。

MLMがすべて違法というわけではありません。が、こうしたビジネス勧誘はクラウドワークスの規約違反です。

クラウドワークスの安心安全宣言

「簡単ならビジネスでも何でもいいと」思う方はちょっと待って!

クラウドワークスで紹介された仕事をすることで報酬を得ます。これが本来の姿。ですが、MLMの場合、元手が必要です。会費等を支払いビジネスに参加することで、自分の「下になる人」を探します。

MLMに参加したら今度はあなたが規約違反を承知で、あなたがクライアントとなり、あなたが目にした勧誘文をクラウドワークスのようなサイトに貼り付けていくというわけです。

実際、クラウドワークス上でほとんど同じような文面の依頼を何度も見かけます。応募者多数の案件もありました。もちろんMLMとは知らずに応募しているはずです。

最近ではもっと手の込んだやり方で誘われたという話も聞きます。たとえば具体的な仕事内容を提示した仕事を発注し、応募して来たワーカーに対して「今回の募集は終了します。代わりにこんな仕事があるので興味を持ったらLINEに」と誘導するやり口です。

途中で連絡が取れないor反応が遅いクライアント

ワーカーでもクライアントでも途中で連絡が取れなくなるのは困ります。大きな案件などシャレになりません。また、質問などに対して回答が3日後など遅いレスポンスのクライアントには不安を感じてしまうでしょう。

特に納品期限が短いのに回答が得られないと困惑するのですが、これもありがちなパターンです。

納品しても報酬を払わない

納品しても理由を付けて修正依頼を出し検収をしない(報酬を支払わない)クライアントがいるようです。記事だけもらわれてしまいますね。

テストライティングと称して応募してきたワーカーを採用せず、テストの記事だけ納品させる手口もあります。

低報酬でワーカーを使おうとするクライアント

クラウドワークスをではこれがもっともよくあるケース。低報酬でワーカーを使おうとするクライアントは数多いです。低報酬や報酬の相場に関してはいろいろなとらえ方・考え方があるでしょう。

極端な低報酬を平然と提示し(ライティング案件で言えば1文字0.2円を下回るような)、意図的に安く使おうとしているクライアントが存在するのも事実です。低報酬そのものよりもこの手のクライアントはそもそもモラルが低いことが懸念されます。

  • 極端に低報酬
  • 後になってから仕事を追加してくる(報酬は固定のまま)
  • ワーカーに対する要求が高い

経験!クラウドワークスで出会ったクライアントのタイプ

きなこ
きなこ

なんかこわくなってきちゃった…

ユコ
ユコ

大丈夫。5年近くやってて大きく損することはなかったよ。

ここまで読んで不安になってしまった方向けに、私が出会ったクライアントさんを紹介します。

ある日突然連絡取れなくなったクライアント 企業

仕事内容 ライティング

もう何度かの取引で安心してお付き合いしていたクライアントさんですが、ある日を境に音信普通に。納品したのに返信がなく連絡が途絶えました。(当時は仮払い制度もなかったと思います。)

サイトは知らされていましたが、記事の更新もありません。何かあったのかもしれない、と今でもどうしているのか気になります。

警戒心が強いクライアント(個人 女性)

仕事内容  データ入力 

テストの段階で分からないことがあり作業が進まず問い合わせました。異様に時間がかかってしまい問い合わせたら「早くなるとは思いますが人によるので何とも言えません。心配ならここでやめてもらってもいいですよ」と言われてしまいました。

「報酬も支払いますし星5つ付けます。でももしそちらが星5つ以外を付けたなら私も同じようにします」

続けても良かったのですが、キャラクター的にクライアントさんと合わないことを察して辞退しました。

報酬が安いクライアント (企業 某大手まとめサイト )

仕事内容 ライティング 

報酬が安いクライアントは、クラウドソーシング・サイトなら高確率で出会うクライアントです。っていうかまあ、これが普通ですね。

シュフティのときからお付き合いしたクライアントで、安いと言っても文字単価0.1円とか非常識なほど安かったわけではありません。

企業クライアントはやり取りする文章もていねいで整っていて、知性を感じさせます。修正依頼のときも必ず記事をほめてから指示が入ります。企業のやり方は一様にそんな感じです。

応募しても返信がないクライアント

応募しても音沙汰なしのクライアント、ありがちなパターンですね。私が採用の条件を満たしていなかったのかもしれないし、もう採用の意思はないのに募集が出しっぱなしになっていたのかもしれません。

こんなときは、あきらめて次を探すのみです。

同じクライアントに2回辞退された

高単価で実績多数星5の申し分のないクライアントさん。魅力的な案件で応募したところ断られました。その後、何年か経って光る案件を発見!クライアントさんを見るとそのクライアントさんでした。

今度こそと思い応募したのですがやはりダメでした。しかも文面が前回のコピペ…。お呼びではなかったということですね(0oo)。

クラウドワークスで悪質クライアントを避ける方法

やってみたい案件が見つかったのに、いざ応募するとなると勇気が必要ですね。私だってもう何本も受注していますが初めてのクライアントの場合「今度こそ地雷クライアントに当たるのでは?」と不安になります。

幸い大きなトラブルはありませんでした。幸運もあるかもしれませんが、悪質クライアントを避ける方法はあります。

クライアントの評価と実績は必ずチェック

仕事の検索などで、応募したい仕事が見つかったなら必ずクライアントをチェックしてください。

ポイントはクライアントの星の数レビュー数です。クラウドワークスの新規登録者や初心者なら、できれば満点のクライアントか難しいようなら5つめの星がわずかに欠けている程度のクライアントを選びましょう。レビュー数も多いクライアントが取引に慣れていることもあり無難です。

本人確認済みのクライアントを選ぶ

クライアント評価の横に「本人確認済み」の表示があるクライアントかどうか確認しましょう。クラウドワークスに対して身分証を証明しているので捨てアカではなく信頼度が高いと言えます。

1つの目安ではありますが、本人確認済みでなくても星の数が満点でレビュー数も多ければ応募してみてはいかがでしょうか。

こんなクライアントの募集は要注意!

応募を見合わせた方が良いクライアントは以下のとおりです。

ワーカーによる評価が低いクライアント

星5つが優良クライアントですからその逆は要注意クライアントとなるわけです。星の数が少ないクライアントが気になるようなら、過去の評価をすべて確認してみましょう。

ワーカーによる低評価のレビューが見つかる場合がなり、理由が分かる場合もあります。例「1ヵ月以上連絡がなく放置された」など。

同様に成約実績がないクライアントは初心者ワーカーには向きません。本人確認なし×制約実績がないクライアントへの応募は避けた方が無難でしょう。

募集内容・文章もしっかりチェック

応募するなら募集分にもしっかり目を通しましょう。報酬に関する重要な見落としも防げます(よく読むと恐ろしく低報酬の案件もあるため) 。

こんな募集分には要注意です。

文章が荒い・稚拙

クラウドワークス新規登録者は募集文が拙い、てにをはがおかしいクライアントを避けた方が良いでしょう。相手も素人の可能性が高いです。

いきなり個人情報を求めてくる

ユコ
ユコ

実はこれ、ありがち。

よくあるのが募集文の中に、

  • おなまえ
  • 年齢
  • 自己PR
  • 得意分野

「上記の質問にご回答の上ご応募ください」と書かれていることは実に多いです。

きなこ
きなこ

見ず知らずの相手にいきなり本名書くのも抵抗あるよね

ユコ
ユコ

採用されるとは限らないしね。

正直、応募したのに音沙汰なしという事態もよくあること。いちいち本名を教えるのは抵抗があったから、最初は名前は書きませんでした。

ライバル応募者が多いと本名を書かざるを得ないと思いますが、無理をする必要はないと思います。

募集実績がないのに異様に高単価

成約実績がないのに、300,000万や400,000万の報酬を謡うクライアントは警戒しましょう。「コピペで簡単に稼げる」「初心者・主婦も簡単」「隙間時間を利用して」の文言に「本気で稼ぎたい方は」がミックスしている募集文は、MLMで決まりと考えましょう。

具体的な仕事内容が書かれていない

上記に関連して、具体的な仕事内容が書かれていない募集は避けます。

仕事に高すぎるレベルを求めてくる

仕事内容が詳しく書かれていたとしても、クライアントが求めるレベルが高すぎると思ったら応募を控えた方が良さそうです。

最後に

いろいろ書いてしまい、不安になってしまったかもしれません。クラウドワークスでは良質なクライアントもたくさんいます。応募してMLMの勧誘と気づいたなら連絡を取らなければいいだけなのでそれほど心配はいりません。

募集文・クライアントのプロフィールで相性の良さそうならぜひ応募してみてください。

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