近年、注目を浴びている在宅ワーク。 そこで専門スキルなしの在宅ワーク初心者向けに、在宅ワークにはどんな仕事があるのか、どうやって探すのか。在宅ワークは本当に稼げるのかをまとめてみました。
在宅ワークって内職のこと?
そうだね。今の時代「内職」っていうと家の中でやる作業っていうイメージがあるね。
内職って怪しくない? 一度詐欺に遭いかけたことあったよ。登録に5千円必要って言われて危うく払いそうになった。
なるほど。そうなると警戒しちゃうね。ここで紹介するのはクラウドソーシング・サービスはたくさんの人が利用してるから安心だよ!
在宅ワークにはどんな仕事があるの?
在宅ワークは自宅にいながら仕事をする働き方です。 テレワークやリモートワークとも呼ばれ、取り入れる企業も増えています。
オフィスを廃止して、リモートワークを採用している有名企業もあるんだよ。
家にいながらできる仕事なんてごく限られているたろう、と思うとその反対なのです!昔ながらの内職でよくあるシール貼り・大葉のパック詰め(地方によって募集が多い)から答案の添削・パソコンを使ったデータ入力・ライティングなど仕事の数は豊富。
また、腕に自信があればハンドメイドのアイテムを制作してメルカリなどで販売をしても収入を得ることもできます。
作業して納品をして報酬を受け取る。これが狭い意味での在宅ワークとすれば、ポイントサイトでコツコツアンケートに答えたり、ブログを立ち上げて商品を紹介して稼ぐアフィリエイト、商品を転売して利益を得るせどりから起業まで、広い意味の在宅ワークもあります。
ここでは特別なスキルがないけど在宅ワークを検討している方に、仕事の探し方を紹介していくね。
在宅ワークはこんな人に向いている
在宅ワークをおすすめしたいのはこんな人です。
- 妊娠中や育児中、介護中、病気などの事情で外に働きに出るのが難しい人
- 外に働きに出たくない人
- 人間関係に自信がない・1人が好きな人
- 都合の良い時間・好きな時間に仕事をしたい人
- 副業を始めたい人
- コーディング・WEBデザインなどスキルがある人
私も子育てしながら外に出て働くつもりだったよ。でも子供が頻繁に風邪ひいて保育園を休んで完全にくじけてしまった。
就職でもアルバイトでも、外に働きに出たくない場合や、人間関係が苦手な人も在宅ワークがおすすめです。体や心に問題があるなら無理に外で仕事を探さず、在宅ワークからスタートしてみるのも手です。
また、在宅ワークは副業にも最適。
会社終わって居酒屋で働くのも手だけど、きつそう~
在宅ワークなら自宅で取り組めるので長く続けやすいでしょう。
WEBページ制作などプログラミングスキルがあるとかなり稼げるようです。在宅ワークしながらスキルを磨いていくのもOK!ぜひトライしてみてください。
在宅ワークのメリット
在宅ワークの最大メリットは自宅でできること。通勤時間ゼロです。
パジャマのままで、始められるよ。
確かにそうだけど(汗)
(人としてさすがにそれはオススメできない)
在宅ワークなら化粧や服装に気を使う必要もなく、それにかける時間とお金を節約でき効率的です。
在宅ワークは場所だけではなく時間に融通が利きます。私の場合、隙間時間を利用して仕事を進めたり、寝る前30分を業務に当てたりしています。
また、基本的には年齢不問の業界です。応募しても年齢をきかれないことも多いのです。
付き合いなどわずらわしい人間関係からも解放され、メールやチャットなど最低限のやり取りですみます。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークの最大のデメリットは、スキルなし・専門的な知識がないと、どうしても低報酬の仕事を受けることになるでしょう。残念ながら時給換算すると200円~300円の仕事もザラで、ちゃんと選ばないとそれこそ時給数十円なんてことも充分あり得ます。
時間単価性の仕事もあるけれど、在宅ワークのほとんどが成果物1件ずつに対する報酬という形で支払われるよ。
在宅ワークは人間関係に悩まされることはない代わりに孤独です。
また、雇用とは違い誰かに管理されているわけではないので、自主的に仕事を探して受注し作業して納品しなくてはなりません。自分で営業しないといけないわけです。
また、パソコンの仕事をしているとついネットを見たくなったりしませんか。誰も見ていないからといって、ダラダラやりすぎると稼げません。
逆にワーカホリックに陥ることも。どんどん稼げるので、寝食惜しんでパソコンにかじりつき、食生活も荒れ放題で挙句の果て孤独死してしまった例もあります。
自己管理が必要ね。
そうそう。歩かないし運動不足になりやすいよ。積極的に健康管理しないと。
外出しないので、周囲の人に専業主婦や無職だと思われたり、家族も仕事をしていると実感がわかないようで、つい用事を頼まれてしまうこともあります。
スキルなしでできる在宅ワークはどうやって探すの?
クラウドソーシングサービスに登録すると、専門的なスキルがなくても仕事がたくさん見つかるよ。
まずはクラウドソーシング・サービスに登録しよう
在宅ワークを斡旋する 多くのサイトや団体が ありますが、もっとも効率的に探す方法があります。それは信頼できるクラウドソーシング・サイトに登録すること。クラウドソーシング・サイトに登録すると、多くの仕事の中から自分にあったものを選べます。
クラウドソーシング・サービスとはネットを介して不特定多数の人に業務を委託するシステムを言います。サイトに登録してアカウントを持つことで、たくさんの仕事の中から自分にできそうな仕事を選んで受注できるのです。
手っ取り早く仕事を探したい方にも便利でおすすめです。
おすすめクラウドソーシング・サービス4選
数あるクラウドソーシングサービスから、おすすめサイトをご紹介します。どのサイトも登録は無料です。
クラウドワークス
日本最大級とされるクラウドソーシングサイトで、膨大な数の募集があります。ライティング・記事作成やホームページ制作・テープ起こし・アンケート・アプリ開発・翻訳・内職・事務・コンペまで200種類以上のカテゴリの仕事から好きな仕事を見つけることができます。
スキルなしで受注できる仕事も多数ありますが、その分報酬が低めの印象もあります。
私もクラウドワークスで受注してるよ。圧倒的に多い案件は記事制作・ライティングだね。
ランサーズ
ランサーズはクラウドワークスと肩を並べるクラウドソーシング・サイトです。案件数、クライアント数もほぼ同じ。受注の仕方もプロジェクトとタスクで、クラウドワークスと同じシステムを採用しています。
案件の質はランサーズの方が良いという声もあればその逆もあります。
シュフティ
シュフティは名前のとおり、主に主婦が活躍するクラウドソーシング・サイトです。
私が在宅ワークデビューをしたのはシュフティです。
システム的にはクラウドワークスやランサーズと同じですが、規模が小さめです。データ入力系の仕事が多く出ているようですね。
Sohos-Style
Sohos-Style は上の3つのサイトとは少し異なるシステムを取っています。上記3つはマッチングサイト(仕事を探す側・募集する側を結びつける)なので、ワーカーは気に入った仕事に応募し、クライアントと直接取引します。
Sohos-Style は クライアントではなく Sohos-Styleの担当者とメールでやり取りする形で仕事を進め報酬を受け取ります。よって報酬未払いやクライアントと連絡が取れなくなる心配はありません。
Sohos-Style は在宅ワーク・副業サイトの老舗っていうイメージがあるよ。
仕事の内容も、少し毛色が違います。データ入力やチラシを送るなど家の中でする仕事と、調査や写真撮影など外へ出る仕事があり、特別なスキルを必要としない仕事が多い印象です。
クラウドソーシング・サービスの選び方
どこに登録するのか迷いそう。
登録無料なので迷ったら全部登録するでOKなんだけど。
- 試しにやってみたいならクラウドワークスかランサーズ(両方でも)に登録
- 本腰入れてガシガシ稼ぎたいならクラウドワークスかランサーズ(両方でも) に登録
- クライアントとの取引に自信がない・不安なら Sohos-Style
- 主婦ならシュフティの案件が取り組みやすい
- システム手数料にこだわるならシュフティか Sohos-Style
といったところでしょうか。全部登録すれば、仕事の選択肢は増えます。が、仕事を受注するとプロフィールに評価や実績が加算されます。クライアントは受注実績を採用判断の参考にしますし、それを元にスカウトメールが届くことも。
そっか。複数サイトで仕事をすると実績がばらけてしまうっていうことね。
システム手数料とは仕事をして報酬が発生したときに徴収される手数料です。クラウドワークスとランサーズは報酬額により分かれてきますが、初心者は20%と覚えておけばOK。シュフティは10%です。
報酬が10,000円のときは8,000円が取り分で、残りはサイトに徴収されます。
シュフティは9,000円もらえるからお得ね。
在宅ワークでは最低限パソコンが必要!
パソコンはどうしても必要かも。
スマホじゃダメなの?
スマホでできる仕事はあるけど、限られてくるよ。
クラウドソーシングで提供される仕事は、パソコンを使用する仕事が圧倒的多数です。本腰を据えて始めるならぜひ用意したいところ。
文字単価の高い仕事ほどパソコンがないとつらいです。パソコンがあれば、仕事が見つけやすく稼ぎやすくステップアップしやすい。つまり可能性が広がります。
在宅ワークでどれくらい稼げるか?
在宅ワークでどれくらい稼げるか、もっとも気になるところですね。厚生労働省の資料によると以下の通りになっています。
グラフを見ると6万~20万未満の月収を得ている在宅ワーカーが3~4割を占めています。一方で5万円以下のワーカーも3割未満となっています。
専門的なスキルのあるなし、専業・副業一括りの結果であるものの、どのくらい稼げるかの参考になるかと思います。
出典: 在宅ワークの実態
一方で、収入に対する満足度は低めです。このことから、作業した時間に見合った報酬を受け取っていない在宅ワーカーが多いと言えそうです。
最初は地道にね。
在宅ワークであった方が良いスキルとは?
スキルなしで在宅ワークを始められるとはいえ、あった方が良いスキルもあります。
- 社会人としてのマナーを心得ており、きちんとコミュニケーションがとれる
- ネット検索ができるなど最低限のパソコンスキルがある
- タイピングが早い
在宅ワークも仕事である以上、1のスキルは必須です。基本的なパソコン操作はひととおりできた方が良いでしょう。
仕事をしていて、分からないことが出てきたらまずはネットで検索してみよう。
タイピングスキルは重要です。在宅ワークは基本、成果物に対し報酬が支払われるもの。早くできればできるほど稼げます。したがって、タイピングはできないよりできた方が有利で、自分が楽になります。
スキルなしを卒業して在宅ワークで稼ぎたいならプログラミングやWEBデザインの習得がおすすめ!勉強する場合は、仕事と並行して学習するのが戦略的です。
クラウドワークスに登録してみよう↓
まとめ
在宅ワークは場所と時間を選ばず取り組めます。関心のある方はまずクラウドソーシング・サイトに登録して、どんな仕事があるのかチェックしてみましょう。